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誰が摂食障害を作るのか  (3)

スリムの流行に関するアンケート
質問】
流行が「超スリム」から「豊満」に変わって、スーパーモデルも雑誌の表紙もみなぽっちゃりになり、売っている流行の服はある程度太らないと似合わなくなったら、「それでも私だけは痩せていたい」と思いますか超級脂肪燃焼弾? 」
今私が確認したところで総数24票なのですが

想像もつかない - 7 投票 -
私だけはなんとしても痩せていたい - 6 投票 -
今もダイエットしてないし、流行が変わってもありのままの身体でいたい - 5 投票 -
どれにもあてはまらない - 3 投票 -
流行にあわせて太ると思う - 2 投票 -
今はダイエットしてるけど、流行が変わったらありのままの身体でいたい - 1 投票 -

という結果になっています三體牛鞭

「そりゃ、太るでしょ」と言ったのは二人で、そのうち一人が私ですね(笑)
ああ、「太る」に投票してくださったもう一人の方、
読んでドキっとしてくれたかしら^^。

実はこの質問、いかにも私のオリジナルのような顔をして書きましたが、
実は「「やせ願望」の精神病理 摂食障害からのメッセージ」
の中の一文にヒントを得て作ったものです毓亭緊急避妊薬


高校三年のムツキさん。「ダイエットはしょっちゅうしている」といいます。なぜダイエットをするのかと尋ねれば、「やせるとプラス思考になれる」との返事。外向的になって何でもできるというのです。「やせるといろいろな服が着られるし、かっこいいし」というムツキさんに、「もしも流行が変わって、太っている方がおしゃれになって、雑誌に出てくるモデルもみんな太ってきたら、どうしますか?」と尋ねると、「そうしたら私も太ると思う」と答えます日本秀身堂。ムツキさんの友人たちも、なぜダイエットをするかと尋ねられると「太っているから」とか「今年こそは水着をかっこよく着たいから」とか「○○ブランドの服が着たいから」などと無邪気に答えます。そして「もしも流行が変わって、太っている方がおしゃれになって・・・」という質問に対して「それでもやせる」と答える人はいません。

書いてあることと、実際のアンケート結果が全く逆なんですよ。
やってみるもんですねえ後緊急
私、この本に書かれている通りの結果になるもんだと思って
100の質問に入れたんですが、
寄せていただいた回答を見て、「どうも違うぞ」と思ったんですね。
それでもうちょっと答えやすいアンケートフォームで広くご協力をお願いした次第ですが
明らかに違いますね。

「やせ願望の精神病理」が出版されたのが2001年、
著者が実際に臨床でこういった質問をしていたのは
「厚底靴流行の頃」だそうですので、おそらく1999年頃と思うんですね。8年前ですよね苦瓜清脂減肥
8年で「痩せ」の価値観をもっと絶対的にするような事件があったかな、と思ってみると
「内臓脂肪」とか「メタボリック」とか
「健康」と「痩せ」を結びつける発想は強化されましたね
「痩せてることは健康にいい、とにかくいい」という動きが強化されて
「ファッション」という枠すら乗り越えたのかな、という解釈もできますね。
どうでしょうか韓国減脂痩身

この「痩せ」と「健康」の結びつきも実はかなり商業的な戦略で、
マーケティングということで言えば、
今人口が一番多いのが今60代の団塊の世代、という言われる人たちです。
企業的からするとこの年代をターゲットにするのが一番市場が広いです。
「ダイエット」も「ファッション」をキーワードにして若い世代を狙うよりも
中高年の悩みである「健康」をキーワードにするほうが儲かるんですよね。
ということで「ファッション」としての「ダイエット」がある程度飽和してきたので
「健康」の方にシフトしてきたんじゃないかって、思っていたりするんですが達克寧
「体脂肪計つき体重計」とか「特定保健用食品」としてのダイエット用のお茶、とか
急激に市場に増えましたよね。

私は実は十代二十代の人からの方が、それより上の年代の人よりも多く
食生活と健康の不安について聞きます。
「病気になるんじゃないか」「糖尿病になるんじゃないか」という心配です。
普通に考えると
「あなたの年ならケーキワンホール丸齧りしていても不自然じゃないでしょ」
というかむしろ「孫子に語り伝える健康の証の武勇伝として多いにやるとよろしい」
というような感じではないかと思うんですよね亭美
だから(場合によってはまだ成長過程であるような年齢の)彼女たちの
生きる証である当然の食欲に対して「糖尿病」なんて恐怖を吹き込んだのは誰だ!
と思うと悲しくなります。


さて、とても暢気に「周りが太ったら私も太る」と、
つい投票したワタクシメの意見ですが
うーん、多分、無理に太ることは無理に痩せることと同じくらいしんどいですよねダイエット
だから苦しくなったら「ありのままでいいじゃないかぁ!」って言い始めるでしょうけど、
一応ベースとなる価値観は社会と一緒に動くような気がするんですよ。
「深刻にしんどくなくて太れるのであれば、できるだけ太っておこう」っていう。
社会が良しとしている価値観があって
それにあわせることが特にしんどくなくて、自己評価を下げるものでないならば
社会にあわせおいたほうが色々なことがスムーズですもんね女性の性欲増強
そしてそこがスムーズな分、別の場所で自己表現に力を注げるでしょうから、
「それほどしんどくなければそれほどしんどくない範囲で社会にあわせる」
「人に合わせるとしんどいところで自分の価値観に拘る」
みたいな、ある程度のペース配分として、
価値観の移り変わりを考慮に入れると思うんですよ。

皆様の詳しいご意見聞けると嬉しいです。
あとアンケートで「どれにも当てはまらない」と答えてくださった方の意見も
聞けたらうれしいな狼一号

アンケート、たまにやることにしますね。
とても興味深いです。


誰が摂食障害を作るのか 8異常な食事から摂食障害へ
この記事は「誰が摂食障害をつくるのか」より
「第七章 異常な食事から摂食障害へ--拒食症と過食症の文化的背景」を参照したものです※

いつも若く美しく
美しいことはあなたの務め
いつも若く美しく
もしも愛されたいのなら

もしもあなたが賢いなら、身体のあそこからもここからも
運動して脂肪を追い出して
帽子なしに見られるときは
髪をきれいにカールさせて
(アニー・レノックス「キープ・ヤング・アンド・ビューティフル」)
7章はこのポピュラーソングの歌詞の引用から始まります終極痩身

amazonで視聴できます(11曲目)
→Diva [from US] [Import]

Real Playerが必要です
→Real Player の無料ダウンロード&インストール方法はここ
(無料版は分かりにくい場所にあるので気をつけて。)

個人的にはこの曲の雰囲気好きです。
美しいことだけが起こる楽しい夢の世界の出来事、として
こういったメッセージを聞く余裕が私たちにあれば
こういうウキウキルンルンメッセージって凄く楽しいと思うのだけど
「これが私の最優先の真実の世界であらねばならない」
と思ったときに、私たちの内側に今まで培われてきた世界がひずむのかも知れないですねV26

さて、七章では「摂食障害がいかに普通の行動」であるかを語られます。
面白いのは「性的虐待、機能不全家族、肉体的虐待などの重大なトラウマをうけた心理病理学的な摂食障害者」と
「痩身崇拝の文化的メッセージによって作られた摂食障害に似た症状を持つ、普通に起こりうる無謀な摂食行動」を陸続きであるとは言え、基本的には分けている点です。
この分類は初めてみたような気がしますね魔根
なるほどぉ、と思いましたが、難しいので私の意見は保留しておきます^^。

それから「無謀な摂食行動を起しやすい時期」として大学、という環境に着目しているのも
なるほどぉ、とおもいました。
これは、私心当たりありますよ。
私にとっても、がくんと自尊心が低下した時期でした。

第七章 異常な食事から摂食障害へ--拒食症と過食症の文化的背景

ポピュラーソングの歌詞にもみられるように
私たちの文化は美しくてスリムでいることだけに価値があり、
そういう人だけが愛されるという強力なメッセージを発している福源春
家族や仲間動詞や学校で何度も繰り返されるこの考え方は、
多くの若い女性に深刻に受け取られている。
その結果、拒食症と過食症は男性より女性に十倍も多い。

著者の調査に参加した多くの大学生たちは
拒食症と過食症に伴う多くの「行動上」の症状をみせていた。
「痩せよ」という文化的命令に従うために
ダイエットや、過食と嘔吐、浄化などに頼っていたが、
普通摂食障害に伴う心理的な特徴
--成熟恐怖、対人関係不信、完全主義--といったような症状を
かならずしも示しているわけではなかった五便宝

つまりこれは文化的に引き起こされた摂食行動であり、
摂食行動以外の点については
心理学的に「正常な」女性たちにみられる摂食障害のパターンである。
無謀な摂食と食べ物への強迫的なこだわりは、
体重と身体イメージの問題に対処するために広く受け入れられている、
「スリム教の信者である女性たちにとっては規範的行動」なのである。

もっともこのような摂食行動は深刻な医学的危機をもたらし、
うつや心身症をともっなった長期にわたる摂食障害につながることがある三便宝

調査の対象者の中には実際に摂食障害に分類される人たち、
つまり実際に性的虐待、機能不全家族、肉体的虐待などの
重大なトラウマを受けた経歴を持った人もいた。
彼女たちは食べることをトラウマに対抗して自分に力を与えるメカニズムとして用いていた。
ある意味で、摂食のコントロールは女性が環境に対して影響を及ぼすことのできる
文化的に認められた手段なのである。

例えば、食物を拒否することは、
問題を抱える家族に強力なメッセージを送ることになるだろう蟻力神
過食は情緒的な痛みを和らげる、安全な方法なのかもしれない。
食べ物を吐き出す行為は、ある女性たちにとっては
家族環境、性的虐待、あるいは社会からの虐待に対処する際に感じる
怒りや欲求不満を吐き出す手段なのかもしれない。
彼女たちは体重の減少といった副産物的な利益を得るかもしれないが、
それは主要な動機ではないだろう。
食べるか食べないかを決めることに、自分をコントロールしているのだという
重要な意識を感じる女性もいるのだ。
食物は自己を表現し力を持つための一つの手段なのである。
彼女たちは私たちの文化の、「細く見えねばならない」という命令を、
トラウマに徹底的に対抗するメカニズムに変更したのであるlevitra

しかし調査対象となった女性たちの大部分は
無謀な摂食行動を文化的に正しい身体イメージを維持する手段として用いてきた。
そのような摂食障害は危険はあるかもしれないが
「正常(普通の社会で普通に発生しうる)」という風に考えられる

女の子はまずはじめに家族から細い身体に関する文化的な価値観に関する
メッセージを受け取ることが多い。
女の子が成長し、家族を超えて世界が広がると、
友達や学校環境が、スリム今日を促進する重要な仲介者となる

多くの女性たちは自分たちの身体イメージと摂食パターンに
大学生活が重大な影響を与えたと感じていた曲美

大学環境が体重への強迫観念と摂食問題の発生を生む土壌になるのかについては、
いくつかの理由がある。
第一に中流階級以上の階層に属する人たちの領土だということである。
この階層の人々は女性が痩せていることに高い価値を置く。
第二に、大学生活は「順閉鎖的」環境を提供し、
このことが社会的文化的圧力を増幅させる傾向がある。
過食は「獲得的行動パターン」であり、大学生活のような環境の中で発生する
「社会的感染」現象であるという言い方もできるだろう紅蜘蛛
仲間集団の文化が大学生年齢の女性たちにとっては一番重要であり、
女性が美人でスリムであってその結果男性にとって魅力的であるかどうか、
ということが仲間集団内での彼女の地位を決めるもっとも重要な要因である、
という研究者もいる。

高校から大学への移行期は女性たちにとって特別に傷つきやすい時期だと思われる。
彼女たちは親から独立すること、大人になること、
自己意識を確立することという問題と取り組まねばならないからだ。
そしてこの傷つきやすさが無謀な摂食行動の始まりと関係する夜夜堅
学年が上になるほど身体的魅力、社会的な意味での自信、自己主張、
特に男性の間での人気に関する自尊心が低下したと述べた。
この低下傾向と、食事パターンが次第に乱れるようになることに
関係があることもわかった。

この大学時代の自尊心の低下の理由と、
なぜそのことが特に摂食問題と関係しているかについては
探求の余地があると考えられる。

以上をまとめると
無謀な摂食は心理病理学の兆候ではなく
女性であることを表現する「正常な」戦略の一つなのである procomil spray
摂食問題と関係する心理学的なトラウマや生物化学的な欠陥が生じている
という証拠があるかもしれないにせよ、
それらはもっと一般的な問題に目を向けていない
スリムであることへの文化的規範と個人との結びつきは、
家族、学校、仲間によって仲介されるのである。
彼女たちの問題はもっと広い。


誰が摂食障害をつくるのか―女性の身体イメージとからだビジネス

第七章 異常な食事から摂食障害へ--拒食症と過食症の文化的背景

ポピュラーソングの歌詞にもみられるように
私たちの文化は美しくてスリムでいることだけに価値があり、
そういう人だけが愛されるという強力なメッセージを発している巨根
家族や仲間動詞や学校で何度も繰り返されるこの考え方は、
多くの若い女性に深刻に受け取られている。
その結果、拒食症と過食症は男性より女性に十倍も多い。

著者の調査に参加した多くの大学生たちは
拒食症と過食症に伴う多くの「行動上」の症状をみせていたMaxMan
「痩せよ」という文化的命令に従うために
ダイエットや、過食と嘔吐、浄化などに頼っていたが、
普通摂食障害に伴う心理的な特徴
--成熟恐怖、対人関係不信、完全主義--といったような症状を
かならずしも示しているわけではなかった。

つまりこれは文化的に引き起こされた摂食行動であり、
摂食行動以外の点については
心理学的に「正常な」女性たちにみられる摂食障害のパターンであるSPANISCHE FLIEGE
無謀な摂食と食べ物への強迫的なこだわりは、
体重と身体イメージの問題に対処するために広く受け入れられている、
「スリム教の信者である女性たちにとっては規範的行動」なのである。

もっともこのような摂食行動は深刻な医学的危機をもたらし、
うつや心身症をともっなった長期にわたる摂食障害につながることがある蒼蝿水

調査の対象者の中には実際に摂食障害に分類される人たち、
つまり実際に性的虐待、機能不全家族、肉体的虐待などの
重大なトラウマを受けた経歴を持った人もいた。
彼女たちは食べることをトラウマに対抗して自分に力を与えるメカニズムとして用いていた。
ある意味で、摂食のコントロールは女性が環境に対して影響を及ぼすことのできる
文化的に認められた手段なのである美人豹

例えば、食物を拒否することは、
問題を抱える家族に強力なメッセージを送ることになるだろう。
過食は情緒的な痛みを和らげる、安全な方法なのかもしれない。
食べ物を吐き出す行為は、ある女性たちにとっては
家族環境、性的虐待、あるいは社会からの虐待に対処する際に感じる
怒りや欲求不満を吐き出す手段なのかもしれない。
彼女たちは体重の減少といった副産物的な利益を得るかもしれないが、
それは主要な動機ではないだろう Cialis
食べるか食べないかを決めることに、自分をコントロールしているのだという
重要な意識を感じる女性もいるのだ。
食物は自己を表現し力を持つための一つの手段なのである。
彼女たちは私たちの文化の、「細く見えねばならない」という命令を、
トラウマに徹底的に対抗するメカニズムに変更したのである。

しかし調査対象となった女性たちの大部分は
無謀な摂食行動を文化的に正しい身体イメージを維持する手段として用いてきた男宝
そのような摂食障害は危険はあるかもしれないが
「正常(普通の社会で普通に発生しうる)」という風に考えられる

女の子はまずはじめに家族から細い身体に関する文化的な価値観に関する
メッセージを受け取ることが多い。
女の子が成長し、家族を超えて世界が広がると、
友達や学校環境が、スリム今日を促進する重要な仲介者となる

多くの女性たちは自分たちの身体イメージと摂食パターンに
大学生活が重大な影響を与えたと感じていたWENICK

大学環境が体重への強迫観念と摂食問題の発生を生む土壌になるのかについては、
いくつかの理由がある。
第一に中流階級以上の階層に属する人たちの領土だということである。
この階層の人々は女性が痩せていることに高い価値を置く。
第二に、大学生活は「順閉鎖的」環境を提供し、
このことが社会的文化的圧力を増幅させる傾向があるMotivat
過食は「獲得的行動パターン」であり、大学生活のような環境の中で発生する
「社会的感染」現象であるという言い方もできるだろう。
仲間集団の文化が大学生年齢の女性たちにとっては一番重要であり、
女性が美人でスリムであってその結果男性にとって魅力的であるかどうか、
ということが仲間集団内での彼女の地位を決めるもっとも重要な要因である、
という研究者もいる。

高校から大学への移行期は女性たちにとって特別に傷つきやすい時期だと思われる花痴
彼女たちは親から独立すること、大人になること、
自己意識を確立することという問題と取り組まねばならないからだ。
そしてこの傷つきやすさが無謀な摂食行動の始まりと関係する。
学年が上になるほど身体的魅力、社会的な意味での自信、自己主張、
特に男性の間での人気に関する自尊心が低下したと述べた。
この低下傾向と、食事パターンが次第に乱れるようになることに
関係があることもわかった。

この大学時代の自尊心の低下の理由と、
なぜそのことが特に摂食問題と関係しているかについては
探求の余地があると考えられるVivid

以上をまとめると
無謀な摂食は心理病理学の兆候ではなく
女性であることを表現する「正常な」戦略の一つなのである。
摂食問題と関係する心理学的なトラウマや生物化学的な欠陥が生じている
という証拠があるかもしれないにせよ、
それらはもっと一般的な問題に目を向けていない
スリムであることへの文化的規範と個人との結びつきは、
家族、学校、仲間によって仲介されるのである。
彼女たちの問題はもっと広いVigRX


誰が摂食障害をつくるのか―女性の身体イメージとからだビジネス

誰が摂食障害を作るのか 10 スリム教からの脱出 
この記事は「誰が摂食障害をつくるのか」より
第九章 スリム教からの脱出 を参照したものです※


長かったですが最終章です。

セルフヘルプ本は、フェミニズムの失敗の産物
というような評されかたであるのが面白かったですけど、
セルフヘルプ本って、どんなのかな
「食べ過ぎることの意味―過食症からの解放」
みたいなもののことでしょうかね天天素

私は家父長制的文化、とか政治的抑圧とかがどうもピンとこないので
個人的な意見というのはこの本よりずっとセルフヘルプ志向
なんだと思うんですよね。
だから「うーむ、難しいなあ」とひたすら考えさせられるんですが。
でも非常に面白いですね。
そういう考え方もあるんだ、というのもあるし
そういう取り組みもありうるんだ、というのもあるし

自分の知識が少なくて判断基準がしっかりしてないので
ずっと、自分を「被害者」として取り扱ってしまいそうな
フェミニズムにあまり深くつっこむのが怖くて
結構周到に要所要所逃げてたんですけども
とりあえずここでまとめることでじっくり読ませてもらって
やっぱり面白かったです絶對高潮

「むむむむ、ふーむ。うーん・・・」という感じでございます。

第九章 スリム教からの脱出


変化は「中から来る」のだろうか、
それとも個人を変えるためには社会を変えなければならないのだろうか。

セルフヘルプ本は「ありのままの自分を快適だと感じる」という哲学を伝える。
70年代にはフェミニスト運動が伝えていたこのメッセージが
80年代、90年代にはそこから「政治的問題としての個人の問題」の視点をなくして
全て個人的問題として、セルフヘルプ本になったK-Y
このような本は自己受容を説き、自尊心の回復方法を提供しており、
女性が自分の身体に対して持つ不安と嫌悪を克服する援助となりうる。

「内面の子供」に着目するものもある。
少女たちの多くが大人の女性についての文化的定義に加わろうとするとき
大変な葛藤に出会い、定義された鋳型に自分を合わせようとする苦闘の中で
自信を持ち自分を信じていた子供時代の自己を失いはじめる。
この「内面の子供」を取り戻し、立ち直らせることから始めねばならない、
とするものだ韓国痩身一号美体形

フェミニズムの著者たちは、母-娘のきずなに注目する。
母親たちは失ってしまった自分自身の自己を取り戻さねばならない。
家父長制的な文化に直面して失ってしまった自己を取り戻すことで
母親たちは傷つきやすい娘たちに同じことが起こるのを防ぐ助けとなることができる。
自己を回復することが、社会変化のための中心的な必要条件である、とされる。

スリム教を「病気」とするモデルのうちの一つが中毒モデルで
女性の摂食問題と身体イメージの問題に病気というレッテルを貼る。
セルフヘルプ本と同じく、このモデルでは病気治療の責任は個人にあり
医学的治療、心理療法、セルフヘルププログラムの助けを借りてそれを克服すべきだとする韓国痩身一号収腹提臀型
体重と摂食の問題を持つ女性たちのための最大の自助団体のひとつ
オーバーイーターズ・アノニマス(過食者のための団体。日本にも地域ごとにあります)は
アルコホリック・アノニマス(アルコール中毒者のためのセルフヘルプの団体)が
開発したプログラムと同じ原理を基盤としている。
彼らは、女性が抑圧され搾取されていることから、
中毒という非政治的な見方に焦点を移し、政治的行動より
むしろセラピーが「治療」になると提案している。

フェミニストセラピー(女性解放の視点での心理療法)は
女性の摂食問題と文化的抑圧とを関連づけはじめている韓国痩身一号
より広い社会的見解を支持するフェミニストセラピストたちが
いくつかのセルフヘルプグループを指導しており、
家父長制的な美の基準への強迫に代わる提案をしている。
女性たちにダイエットをやめ、
彼女たちにとっての食べ物の意味を吟味するように奨励している。

セルフヘルプ市場が作り出された理由の一つは
フェミニストが「フェミニズムの成功が女性の心に呼び起こした
自分が変わることへの願望」を達成する方法を提供できなかったからだろう曲美
今日ではセラピーや自己回復法の著者たちは「外部」を変えようとはせず、
個人「内部」の治療に訴えている。
セルフヘルプ本やセラピーの目的は、摂食障害や身体イメージ障害を治療することなので
個人を社会に結び付けている障害の原因に着目することは滅多にない。
その治療は実質的には私たちの文化に存在する支配と権力の構造に戦いを挑もうとはしない。
その代わり、女性に魅力的にみえるようになれという圧力も含めて、
ひそかにそういう抑圧を受け入れるRU486

年齢、ジェンダーなどのゆえに社会の変化に影響を及ぼすことができない女性にとっては、
個人的解決法が唯一の頼みの綱だろう。
ある人々にとっては、スリムな身体の追求をあきらめるのは賢いことではないのだ。
女性たちは文化的に正しい身体イメージを持っているかどうかで
報酬を受けたり、罰せられたりするのだから。

もし社会的、政治的、経済的勢力がスリム教を支えて持続させていることを理解するなら
一人一人の女性たちが体重と身体イメージの問題に対処するのを助けるだけでは
これらの問題を大きなスケールで解決できないのは明らかだろう中絶薬
スリム教から逃れるもうひとつの方法は、
個人よりもむしろ社会の構造上の特徴に注目する。
スリム教がはびこる風土を変え、その根そのものを切断することを狙っている。

資本主義企業とマスメディアが女性の身体不安から利益を得ているし、
超スリムな身体理想は、
女性がお金や時間やエネルギーを自分に力をつける活動から逸らすことによって
家父長制的利益集団の支配を助けてもいる威哥王

宣伝に過度に細いモデルを使うことに反対する女性たちは
「拒食症的販売戦略ボイコット」として知られるグループを作った。
女性たちに、何を買うのかの決定を通して社会の態度を変える力を持っていると気づかせることにより、
スリム教を縮小させることができるかもしれない。

医療産業による支配も見なければならない威而柔
製薬会社は過食女性のために抗うつ薬(フルオゼチン)を開発している。
製薬会社の理論によれば、
脳内の科学的アンバランスが女性の過食やその他の摂食障害の根本原因なのである。
しかし目下のところうつ状態と過食症状の結びつきに関して
そのような関連があるという主張は支持されていない。
利益の上がる「摂食問題に対する治療」をマーケットに送り出そうとしている
製薬会社や医学研究者の動機はチェックされるべきである。

地域的取り組み、公教育での取り組みも始まっている西班牙蒼蝿水

女性を第一にその身体によって定義することによって
女性を支配している社会システムは変わる必要がある。
男性を精神に、女性を身体に分類し、
精神を身体より上位に置く西洋社会の二元論を破壊するために、
私たちの社会制度が変わらなければならない

精神と身体の両方の側面を備えた「女らしさ」に関するより広い見方を認知する必要がある。
社会制度を変えることに対して女性が政治的に積極的になる必要がある。
身体に不安を煽っている産業には抗議が必要であり
社会場面においては現在の規範が耐え難いものであることを認め
女性らしさのイメージを書き直す必要があるD10

社会変化はほんの少しずつしか進まないが
社会変動はわたしたちの「重要な他者」との生活の中から始まる。
自分や家族の外見についてあまりあれこれ言わないように頼んで、
彼らを変えようとすることができる。
母親がダイエットをやめて文化的要請から自由になったということを
身を持って娘に示すこともできるだろう。

「外部から始まって内部におよぶ」力
「内部からはじまって外部におよぶ」力
この両方のタイプの変化がスリム教からの救済のためには必要なのである花之欲

自己を発達させる場所を見つけることが
若い女性が健康的に成熟するために決定的に重大であると思われる。
スリム教を客観的に見られるようになったと感じた女性たちに特徴的だったのは、
高められた自尊心の感覚だった。
彼女たちは個人としてありのままの自分を心地よいと感じるようになっていた。
もはや自分の身体にだけ専念することなく、その中に精神と身体の両方を取り込んでいた。
ある女性は「今日何を食べるかではなく、今日何をするか」に関心を集中したから
スリム教に抵抗することができたと説明してくれたSEX DROPS

女性が「自分の人生を生きる」ためには、
女性であることが何を意味するのかについての
伝統的な定義に縛られないアイディンティティを鍛える余裕が女性に必要である。
身体と精神の統合を基盤として、
新しい女性らしさを目指して努力すること、
そして女性を重んずる社会を創造することが、スリム教に対する最良の解毒剤なのである。

誰が摂食障害をつくるのか―女性の身体イメージとからだビジネス

誰が摂食障害を作るのか 11 私の感想
非常に面白く読んだのですが
分からなかった点も数箇所ありましてVVK
すでに書いたのですが「家父長制的文化」というのが
ちょっとピンとこないというのが最大なんですが
あとは女性が社会的経済的資源を手に入れるのは
男性を通して間接的に行われる場合が多い、という記述などですね
家父長制的社会、という点では
自分自身が家父長的権威に支配されているという意識がないものですから
感覚としてわからない、というのがありますし。
それから社会の評価の仕方、としては
そういう「支配-被支配」のものさしを先に用意してそれを当てはめて社会を見てしまうと、
そのものさし以外の尺度は全て抜け落ちてしまうのではないか、と思うんですよね壮天根

かなり極端な例として中国の纏足の習慣などが引かれていましたが
たしかに鑑賞用に身体の自由をかなり制限される、というのは
我が事として想像すると凄く怖い習慣ですが
千年続いたその伝統は果たして本当「支配-被支配」の意味しか持たなかったのか、
というのが私は疑問なのですね。

パールバックの「大地 」を読み返してみたのですが
厳しい身分秩序の中で男性も女性も非常に自由が制限されていますが
その裏返しとして保障もきちんとしているんですよね
「家」あるいは「社会」の中で、あなたはこういう身分であり、それは一生続く、
というのは社会保障として機能している側面もある、
というふうに私には思います巨人倍増

女性と社会との関係を「支配-被支配」のラインだけを見て
これだけを単純に「改善すべき」としてしまうと
社会から孤立してしまうのではないかというような気がするんですね。
色々な関係が幾重にも幾層にも関係しあっての社会であって、
もっと全体のバランスとして、色々なことは変わっていくべきじゃないか
っていうふうに思います。

女性が社会的経済的資源を手に入れるためには男性に選ばれる必要がある、
という点については、これは日米の文化差なのかしら虫草九鞭王
私は普通に同性と話をしていて、こういう意識を感じたことってあまりないんですよね。
私が公立四年制大学の文学部という、
かなりジェンダーレスな場所で教育を受けたからなのでしょうか。

「不美人論」という本を読んだときに新鮮だった部分を思い出したんですが
著者は田舎で真面目に勉強して偉い人になるんだ、というような道徳観を持って育ってきたのに
大学に入ってドキドキしながら都会に出てみたら女の子がみんな綺麗で楽しそうで
「私、有閑マダムになりたい」みたいなことを言っている縮陰膏
自分は「そういうチャラチャラしたことを考えるのは恥ずかしいことだ」
という意識があったので驚いたのだけども、そういう女の子たちの方が楽しそうに見えた、
というようなことを書いてある部分がありまして。

凄く面白いですよね。
これはバブル期のお話なので、今とは変わっているのかもしれませんが
女の子は綺麗にしておけば一生楽できる、
という価値観って確かにトレンドとして存在したのかもしれませんね法国ka琳娜

ただ、これについて言えば支配されてる、抑圧されてる、っていうよりも
もしその女の子がそういった仕方で本当に楽しく暮らしているのであれば
要するにジェンダーを逆手にとって
自分の社会的枠組みをうまく乗りこなして人生を謳歌してる、ってことですよね。
今、ちょっと思い出したんですが私が子供の頃(だからバブルの頃ですね)
「勉強もしないで卒業して 入った会社で暇つぶしして 行き着く先は玉の輿 ラッキー!」
というお菓子のCMソングがありました簡約痩身美体。(確か山瀬まみさんが歌って踊っていた)

今はマスコミを見る感じではこういう「楽しいが勝ちよ」というような
メッセージってあまりないのではないでしょうか。
むしろ「バリバリのキャリアウーマン」「スーパーウーマン」「カリスマ主婦」とか
とにかくそういう「普通じゃない凄いものになりなさい」という感じになってますよね。
そして、それに「スリム」という身体イメージが当然のようにくっついているような気がします催情丹

でも基本的に面白い、と思うのは
やっぱり「私たちの問題」という捉え方の大きさ、
そしてそれに対して「私たちに何ができるのか」という視点、
それから「私たちは異常じゃない!」という、
摂食障害を持つ人たちを全面的に信頼する立場、
身体イメージの不安を煽ることで利益を得るという
資本主義経済のグロテスクな仕掛けに対する告発です超級脂肪燃焼弾
これはフェミニズム以外の見地からはなかなか出てこなかった立場ではないか、
と思うんですよね。
だから私にはとっても魅力的なんです。

誰が摂食障害をつくるのか―女性の身体イメージとからだビジネス

日記 | 投稿者 yahoo精力剤 12:47 | コメント(0)| トラックバック(0)
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